「妊娠したら急に汗っかきになった」と感じている方は多いものです。
妊娠中は普段よりも体温が高くなり、そして赤ちゃんのためにママの体は血流が良くなっているので、いつも体がポカポカしていたり、汗ばんでいたりしがちです。
なるべく締め付けない服装をしたり、汗を吸収しやすい素材の服を着たりするのも効果的ですが、外出時などはやっぱり汗を抑えたいですよね。
そんな時に助かるのが制汗剤ですが、妊娠中は肌もデリケートですし、お腹の赤ちゃんに悪影響がないのかも気になります。
妊娠中に制汗剤を使っても大丈夫なのか?そして妊娠中も安心な制汗剤はどのようなものなのかご紹介します。
制汗剤は妊娠中にも使って大丈夫?
妊娠中も制汗剤を使うことは問題ありません。
ただ、妊娠中はホルモンの影響で肌がとてもデリケートな状態ですので、肌に負担のない成分であることが大切です。そして、お腹の赤ちゃんに影響のない成分の制汗剤であることが必須です。
妊娠中に制汗剤を使う時には、成分もチェックしてみましょう。
一般的なスプレータイプの制汗剤の場合、成分を吸い込みやすかったりもしますし、無香料のものでも独特の香りがありますので、妊娠中には使いにくいかもしれません。
また、妊娠中の汗は一時的な汗ではないので、スプレータイプだと力不足の事が多いのではないでしょうか。
妊娠中も安心の制汗剤は?
汗を抑える効果の高い制汗剤の多くは、塩化アルミニウムという有効成分を使っていることが多いです。
塩化アルミニウムは、病院での手汗治療にも使われている成分なのですが、多くを体内に吸収しすぎるとアルツハイマーになりやすいという研究結果もあります。
もちろん、制汗剤に使用されているのは規定範囲ないので心配ありませんが、妊娠中にリスクのある成分をわざわざ使う必要はないと思います。
また、エタノールやパラベンなども、妊娠中には避けた方が安心です。
エタノールやパラベン(エチルパラベン、メチルパラベンなど)は多くの化粧品にも含まれている成分なので、妊娠中は成分欄もチェックする習慣をつけたいですね。
まとめ
いかがでしたか?
妊娠中はあなたの肌、そしてお腹の赤ちゃんのために、有効成分に塩化アルミニウムが使用されている制汗剤は避けておいた方が良いですね。
また、パラベンなどを使用していない、成分にもこだわった制汗剤を使うと安心です。。世の中にはたくさんの制汗剤がありますが、汗を抑える事はもちろん、肌への安全性もメインの1つとして考えられている制汗剤は、まだまだ少数派です。
今の大切な時期だからこそ、成分にもこだわった制汗剤を活用して、妊娠中の汗と上手に付き合っていきたいですね。