めまいや耳鳴り、脳貧血など様々な症状を引き起こす低血圧。
低血圧と汗っかきは相反するもののようですが、低血圧の方の多くが汗で悩んでいます。
それらの方の多くが「低血圧で冷え性なのになぜ汗っかきなのだろう?」と疑問を感じながら、汗と戦っています。
「体質だから仕方がない・・・・」と諦めてしまいがちの低血圧と汗っかきですが、生活を見直すことにより低血圧も汗っかきも対策することができます。
低血圧が汗っかきの原因
aseちゃんも昔から低血圧です。病院で何度も血圧をはかり直されたり、長時間立っていて倒れたりしていました。
あまりにしんどいので病院に行ったこともありますが、「低血圧は病気じゃないから大丈夫!」「朝、梅干食べておけばいいんだよ」なんて軽く言われて診察は終わりでした。
そして、aseちゃんは手汗・足汗をはじめ大汗をかきます。特に動いたりしなくても出てくる汗に、子供の頃から悩まされていましたが、この時は低血圧と汗がつながっているとは夢にも思いませんでした。
汗の原因は暑いからばかりではありません。
低血圧の方は、体の血流が悪いため足先や指先までよく血が巡っていません。
そのせいで冷え性になったり、むくみを感じたりします。
低血圧の原因の1つに自律神経の乱れがあります。自律神経は血流の調整にもかかせません。
自律神経が乱れた状態では、体が緊張した状態になりがちで交感神経が優位に働きます。
すると、暑いと感じているわけではないのに、手汗や足汗、顔の汗などが多くなってしまうのです。緊張した時に、ジトっと汗をかいた経験はありませんか?その状態が体の中で起きてしまっているのです。
また、血流が悪くなると、血液の対流でおこった熱を上手に発散できるのですが、血流が悪くなると熱の発散がうまくできなくなります。
これにより熱がこもった状態により、熱くもないのに大汗をかいたりします。
低血圧の汗っかき対策
低血圧と汗っかきの対策は血流をよくすることです。
お風呂は湯船につかる
お風呂はシャワーで済まさずにしっかり湯船に入りましょう。そして、半身浴などでしっかりと汗をかいておくと、汗腺が鍛えられ不要な汗をかきにくくなります。
ストレスの発散
自律神経の乱れの原因の1つにストレスがありますので、思い当たることがある方は無理しすぎないようにしましょう。
寝る前のストレッチはストレス解消にも効果的です。(美容にも効果的ですね)
適度な運動
ストレス発散や低血圧・汗対策に効果的な運動を取り入れていくといいですね。
低血圧の方の激しい運動は、めまいを引き起こす原因にもなりますので、ウィーキングなど体に負担のかかりにくい運動を少しずつ初めてみましょう。
水分補給
コップ2杯分の水を飲むと、適度に血圧が上がるという研究結果があります。
また、体内の水分が不足すると血流が悪くなり、低血圧・汗っかき・冷え性を悪化させてしまうので、夜寝る前と朝起きた時には意識して水分補給をしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
低血圧と汗っかきの共通点は、血流の悪さです。
どちらも自律神経の乱れから起こることがあります。
低血圧は病気じゃないとはいえ、その症状はとても辛いものです。そして、汗っかきもこれまた辛い・・・。
そんな辛い症状から解放されるには、生活の中にちょっと一手間加えることが大切ですね。
ご紹介した簡単なことでも毎日続けることで低血圧の辛さも軽減してきます。
特に水分補給は効果的でした。assちゃんは白湯(湯冷まし)を飲んでいます。体もぽかぽかしますし、効率的に水分補給できるので結構もよくなります。