パウダータイプの新しい手汗用制汗剤として注目を集めているファリネですが、手汗のみにしか使えないのか疑問に思っている方は多いのではないでしょうか?
aseちゃんもそうですが、手汗に悩んでいる方は足汗にも悩んでいる事が多いので、どうせならば手汗・足汗の両方に使える制汗剤を使いたいですよね。
結論から言うと、ファリネは足にも使うことができます。
今回は、ファリネが足汗にも使用できる理由と、足汗に使ってみた効果をご報告します。
ファリネが足にも使える理由
ファリネの制汗成分は、多くの手汗用制汗剤に使われている塩化アルミニウムではありません。
塩化アルミニウムは、制汗効果も高い代わりに肌への刺激が強く、肌荒れやかゆみが出てしまう場合もありますので、かゆみが出ると辛い足には向かない場合もあります。
ファリネの制汗成分は、特殊ナノイオン微粒子(酸化亜鉛)と麻セルロースです。
酸化亜鉛はベビーパウダーなどの主成分で、ドラッグストアで販売されている市販の制汗剤にも使用されている成分です。ただ、ファリネの特徴は、この酸化亜鉛をナノ化して超微粒子にしてあるので、汗腺をブロックすることができるところです。
ベビーパウダーの成分なので、肌には優しく負担が少ないので、かゆみがでると厄介な足にも安心して使用することができます。
もう一つの制汗成分である麻セルロースは、肌の水分量をコントロールすることができる成分です。天然の麻から作られた成分なので安全性も高く、肌が弱い方にも安心です。
水分量が多いときは吸い取り、でもカサカサになり過ぎないように調節してくれる成分ですので、足汗は困るけれどかかとのカサつきは避けたい足には適した成分です。
ファリネを足汗に使ってみた効果
ファリネの集中ケアコースを申し込むと足や脇など、手以外の場所に使うための「ファリネ専用スプーン」が付いてきます。
この専用スプーンでなくてはいけない訳ではありませんが、足に付けるには丁度良い量をすくうことができます。
ファリネのパフ部分を外すと、パウダーを直接付けることができますので、手にパウダーを取って足にすり込みます。
ファリネを足につけると、完全に汗が止まる訳ではありませんでしたが、足汗でサンダルがベタベタ、靴下ジメジメの状態にはなりませんでした。
ファリネを付けない素足でフローリングを歩くと、足汗で足跡ができてしまうのですが、ファリネを付けていると足跡はできなので、効果は感じています。
はっきりした効果は2時間くらいだと思っています。
足の匂いも抑えられるので、外出先の化粧室でササッと付け直せば、帰宅まで足汗や足の匂いを気にせずに済むので助かっていました。
が、ファリネは販売を終了してしまったようで、今ではアマゾンや楽天で検索しても見つける事ができません。(2022年7月現在)
長年の愛用者としては販売終了は悲しいですが、これを機に根本的な汗対策にシフトしました。
ファリネをはじめとする汗対策グッズは、汗をかかなくするものではなく、使い続けることで汗を目立たなくするものです。
一緒に、根本的な汗対策を目指してみませんか?