子供の手汗は病院に連れて行くべきかや悩みます。
手汗は日常的に生活に影響を及ぼしますし、手汗が原因でイジメにあっても可愛そうなので、子供の手汗は何とかしてあげたいですよね。
子供の手汗は病院に行くべきなのか?子供の手汗対策について徹底検証しました。
子供の手汗、病院に連れていくべき?手術をすれば治るの?
たくさんのお母さんが子供の手汗に悩んでいらっしゃいます。

子供と手を繋いだ時に手汗でぬるぬるでした。私も子供の頃から手汗に悩ませれてきましたので、病院に連れて行って治るなら子供のうちに治してあげたいと思いました。

宿題のプリントをすると手汗でプリントはシワシワ。授業中も手汗が出てノートがぬれてしまうそうで、ハンドタオルを手の下に敷いていますが、ひと目を気にする年頃になってきて、友達に指摘されるのが嫌なのだそうです。
病院で処置して手汗も改善できるなら、病院に行ってみようと考えています。
バスケ部に入っていますが、手汗でボールが滑ってしまい悩んでいるのだそうです。
チームメイトにも、「お前が触るとボールがぬれる!」と言われたこともあるそうで、親としては何とかしてあげたいです。
手汗も病院に行けば治るのでしょうか?
などなど、ネットを見るとたくさんの子供の手汗を心配する親御さんの声がありました。皆さん共通した疑問が「病院に行けば子供の手汗は治るの?」というものでした。
子供の手汗対策として病院を選択するのは間違ってはいません。
手汗で病院に行く場合、皮膚科に行くと診てくださいます。
子供の手汗を治す方法として、確かに手術という選択肢もありますが、多くの病院では子度には手汗手術をすすめません。
なぜなら、手汗の手術をすると手汗で出ていた分の汗が違う場所から出てきてしまう可能性があるからです。
手汗手術をして手汗は無くなったけど、替わりに顔汗に悩むようになった。脇汗がハンパなく出るようになった。という話はよく聞きます。
また手術の場合、手汗を全くかかなくなってしまうので、物を掴むとすべる・手が乾燥していつもガサガサなどのリスクもあります。
病院では、手術の他にボトックス注射や酸化マグネシウムで汗腺の働きを弱める治療も選択できますが、どちらも効果は短期的で継続して病院に通う必要がありますし、その分費用もかさみます。
子供にとって病院に通い続けるのは、大きな負担になります。
病院という場所に行くことで、手汗が悪いものだという意識が芽生え、塞ぎ込んでしまうケースもありますので注意が必要です。
手汗治療で子供を病院に連れていく場合には、本人のはっきりとした意思として病院を選択できるようになってからがいいと思います。
子供の手汗は大人とは違う!成長過程で治る可能性がある!?
ほとんどの病院で子供の手汗の手術を勧めない理由の1つが、子供の手汗は成長とともに治ると可能性があるからです。
手汗は緊張など心理的な要因でかいていることが多いです。子供時代や思春期はどうしても心が不安定になりやすい時期です。また、子供は大人に比べて体の表面積が小さいので、体内の熱を放出するために手汗をかいていることもあります。
これらの場合、大人になって体も心も成長することで手汗を自然にかかなくなるケースも多いです。
子供のうちに手術を選択してしまい、大人になって手汗体質でなくなったとき、この子には手術の後遺症しか残りません。
子供が手汗に悩んでいたら、大人になると治ることも多いから、いまは手汗が出にくくなる対策をしようね。ときちんと説明してあげることが必要だと感じています。
子供の手汗に適した制汗剤って?子供の手汗対策
子供の手汗対策として一番簡単で、子供に負担の少ないのが制汗剤です。
制汗剤と行ってもよくある制汗スプレーを手に吹きかけても手汗には歯が立ちませんし、すぐに落ちてしまうので効果はほとんど感じられません。
また、子供の肌は大人よりもデリケートなので、ちょっとしたことで皮膚に赤みが出たり、湿疹ができてしまうこともありますので、制汗剤選びも慎重になる必要があります。汗だけでなく肌トラブルにも悩ませるのはかわいそう過ぎます…
子供の手汗対策のための制汗剤選びには3つのポイントがあります。
子供の肌に優しい制汗剤
子供の肌はとても敏感。大人では何ともないことでも肌トラブルになってしまうことも珍しくありません。大人用の手汗用デオドラントの中には、効果を追い求めすぎて肌に負担のある成分を使っているものもあります。
子供がさらなる肌トラブルを抱えないためにも、子供が使う手汗用の制汗剤は肌にも優しいものを選んであげましょう。
海外製品は日本人の肌に合わない可能性もありますので、できれば日本製の敏感肌にも使える制汗剤を選んであげるといいかもしれません。
子供でも扱いが簡単な制汗剤
いくら優秀な制汗剤と言えども、やっぱり使い始めの時期には塗り直しが必要です。
特に子供にも安全な肌に負担をかけない制汗剤は、できる限り塗り直しを行うことで効果が早く見られるようになります。
学校に行っている間など塗り直しが難しい場合もありますが、学校に行く前、帰宅後、お風呂の後、寝る前の1日4回くらいは制汗剤を付け直せるといいですね。
制汗剤を塗り直すたびに親が登場するのは大変。
子供が自分で使いやすい制汗剤を選んであげるといいと思います。
学校によっては事情を話せば手汗用の制汗剤を持ってくるのを許可してくれる場合もあります。aseちゃんの娘の学校では許可が出ましたので、いつもランドセルの中に入れてあります。休み時間の間にササッと付けられて、友達から制汗剤とわかりにくい制汗剤を選ぶように心がけています。
保湿成分が入っている制汗剤
汗でベタベタして困っているのに保湿成分?と思われるかもしれませんが、手汗対策には肌の保湿も大切です。
汗は肌を刺激する要因の一つになります。敏感肌の子供が手汗が多いと、指先に小さな湿疹ができたり、手の平に赤みが出たりすることもあります。
そんな手汗によるトラブルを防ぐためにも保湿が大切です。保湿することで皮膚は正常な状態に戻ります。
ただ、ハンドクリームなどを塗った上から制汗剤をつけても汗を抑える効果が十分に得られにくいので、制汗剤自体に保湿成分も入っているものを選ぶといいですね。
まとめ
子供の手汗で病院にいくか悩んだら、まずは手汗用の制汗剤で様子をみてあげるといいですね。【手術】という選択肢を考えるのは大人になってから。
成長と共に手汗は治ることもありますので、私たち親がゆったりとした気持ちで見守ってあげたいですね。
物心つく頃になると、手汗は子供の心を傷つける要因にもなります。そして、手汗を気にすれば気にするほど量が増える悪循環に陥りがち。
わが子がそうならないよう、今のうちから手汗は制汗剤である程度コントロール可能であることを教えてあげたいですね。