肌への負担も少なく、汗が止まると噂されるミョウバン水。汗に悩む人なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ミョウバン水は、とても簡単に作ることができます。
そして、ミョウバンと水道水があればできるのでとても安いです。ミョウバンはスーパーなどで1袋100円くらいで手に入ります。
ミョウバンはニキビ対策に使われたりと、美容目的でも使われることも多いので、汗対策をしながら美肌も目指せます。
簡単なミョウバン水の作り方をご紹介します。
ミョウバン水の材料
◆市販のミョウバン 20g(スーパーなどで売っているものでOK)
◆水道水 500ml
精製水を使う方もいますが、防腐剤などを使わないので傷みが早くなるのであえて水道水を使っています。
◆500mlペットボトル
今回使用したミョウバンは焼アンモニウムミョウバンですが、他にもカリウムミョウバン、アルミニウムミョウバンなどがあります。
また、焼ミョウバンとミョウバンがありますが、どちらでもOKです。
aseちゃんは全部試したことがありますが、どのミョウバンにも収れん作用がありますし、実際に使用して感じられる効果にも違いはありませんでしたので、どれでも大丈夫です。
ミョウバン水の作り方
ミョウバンを20g用意します。
今回は粉末状の焼きミョウバンを使用しているので工程を飛ばしましたが、粒が大きめのミョウバンの場合には、ビニール袋の中で少し砕いてから使用すると、水に溶けるのが早いです。
ハカリでいちいち量るのが面倒という方は、粉にした状態のミョウバンで小さじ4くらいが目安です。
きれいに洗って乾かした500mlのペットボトルの中に、ミョウバンを入れます。
漏斗を使うとこぼれにくく便利です。ろうとが無い場合には、丸めた紙でも代用できます。
ミョウバン入りのペットボトルに水をいれます。
水を入れたらキャップをして、よくシェイクします。混ぜるのが足りないとミョウバンが溶けにくいので、ここではよく混ぜてください。
こんな感じで全体が白くなります。
しばらくするとミョウバンがペットボトルの底に沈んできますが、自然に溶けるので大丈夫です。
たまにシェイクしてあげると溶けるのも早いです。
この状態で冷暗所で1日~2日くらい置くと、透明な状態になります。
沈殿しているミョウバンがなくなれば出来上がりです!!
作ったミョウバン水は冷蔵庫の中で保管をします。1ヶ月くらい持ちますが、できれば2週間くらいを目安に使いましょう。
使うときは、最初は50倍くらいに薄めて使います。
100円ショップなどで売っているスプレーに入れておくと持ち運びに便利ですよ。
効果を感じられなければ、少しずつ濃度を濃くしてみましょう。
ちなみにaseちゃんは、汗をかきすぎるので原液のまま使用します。
原液で使用しても体には問題ありませんが、肌が弱い人には刺激になってしまうかもしれませんので、パッチテストをしてから使いましょう。
ミョウバン水がダメならミョウバンパウダー
原液のミョウバン水も効果を感じなければ、ミョウバンをパウダー状にして直接付けるミョウバンパウダーの方が効果が高いですよ。
使い方は簡単で、ミョウバンをすり鉢などでパウダー上にして、パフに乗せて軽く叩くだけです。
最初から粉末状のミョウバンも売っているので、パウダー状にするのが面倒な時には最初から粉末タイプのミョウバンを選ぶとお手軽です。
ミョウバンパウダーを付けるとミョウバン水よりもサラサラになります。
付けたては色も少し白くなりますが、時間が経てば肌になじんできます。
まとめ
ミョウバン水やミョウバンパウダーは、安いの気軽に始められる汗対策です。
昔からアク抜きなど、食品に使用しているものなので、体にも肌にも安心なのも良いですね。赤ちゃんの汗疹対策にも有効です。
ただ、確かにミョウバンは一時的に汗もサラサラになりますが、長時間の効果は期待できません。
また、ミョウバンパウダーを使うと、収れん作用で肌がつっぱる感じがすることもあります。
これらの不快感をマイルドにしつつ、効果を上げるとなると制汗剤の方が勝りますね。
ただ、ミョウバン水も悪くないので、aseちゃんはミョウバン水にティートリーやペパーミントの精油を1滴ずつ混ぜて、臭い対策の補助的な役割として使用しています。
あなたにとってベストなミョウバン水の使い方を探してみてください。