汗をサラサラできると噂されるベビーパウダー。
本当に汗に効果があるのか興味がありますよね。
もともと赤ちゃんの汗疹対策のためのものですし、もしベビーパウダーで汗が抑制できたら経済的でとても嬉しいです。
汗にベビーパウダーは効果があるのかご紹介します。
汗にベビーパスダーは効果がない?
ベビーパウダーは汗に全く効果がないわけではありません。
汗が気になる部分にベビーパウダーを塗ると、一時的にはサラサラになり汗が止まったように感じます。
それは、ベビーパウダーにタルクが含まれているからです。
タルクとは、鉱石を粉砕したものです。
1987年にタルクからアスベストが検出されて騒動になりましたが、現在はベビー用のパウダーのに使用するタルクからはアスベストが検出されない事が義務付けられています。
タルクには汗を吸着する働きがありますので、付けるとサラサラになります。
ただ、ベビーパウダーには汗腺自体に働きかけて汗を抑制する力はありません。
つまり、付けた時はサラサラですが、継続使用をしたからと言って汗かき体質の改善には繋がらないのです。
対処的な方法ですね。
でも、ベビーパウダーは肌に負担が少なく、サラサラになるので使えるツールだと思います。
最近はメイクの仕上げに、おしろい代わりのベビーパウダーを使う方も増えました。
aseちゃんもやってみましたが、夏の肌もメイク落ちしにくいので、なかなか良かったですよ。
しかし、汗のサラサラ効果を持続したいからと言って、ベビーパウダーを厚塗りするは逆効果です。
肌荒れの原因となったり、細菌の繁殖場所となり臭いの元になることもありますので、ベビーパウダーの基本は薄付けです。
また、先ほどご説明したようにベビーパウダー自体が汗腺に働きかけるわけではないので、汗腺から汗を出にくくする制汗剤を使用した上に、ベビーパウダーを重ねておくのが、サラサラ&肌荒れ対策として効果的です。
まとめ
ベビーパウダーで汗を抑えたい時には、汗腺に直接働くタイプの制汗剤と合わせて使うことでサラサラが持続しやすくなります。
ベビーパウダーはコスパも良いのでついつい多めに付けたくなりますが、厚塗りは避けましょう。ちょっと物足りないかな?くらいの量を、こまめに付ける方が効果が高いです。
持ち歩く時は、100円ショップなどに売っているパウダーケースに詰め替えるといいですね。